遺品の処分と不法投棄

これまでご紹介した悪質な遺品業者によるトラブルには、作業終了後の高額な料金の請求と、遺品の買取に関するものと、遺品の無断回収がありましたが、今回は、遺品の処分に関するものと、不法投棄について書いていきます。

遺品の処分

遺品の中には、遺品整理業者のような第三者から見て「これは遺品だな」「これは買取だな」とわかりやすいものもある一方で、「思い出の品」のように、依頼者でないと価値がわからない品物もあります。

そのため、本来は残しておくべき品物だったにもかかわらず、不用品として処分されてしまったというケースがあるようです。

このようなトラブルを避けるためには、あらかじめ遺品を「残したいもの」とそうでないものに分けておくことが重要です。特に依頼者が立ち会わずに、遺品整理業者に作業を一任してしまう場合は、確実にやっておきたいことのひとつと言えるでしょう。

遺品の不法投棄

遺品整理をしていますと、処分の対象となる不用品が出てきますが、不用品の中には、家電など処分のための費用が別個にかかるものもあります。

そうした不用品の場合には、処分のための費用も料金として請求されることになるのですが、悪質な遺品整理業者の場合、処分の料金をもらっているにもかかわらず、「不法投棄」することで、利益を出そうとするところもあるようです。

不法投棄された遺品の中には、元の所有者の身元がわかるものが見つかることもあることから、発見した警察などから、「不法投棄を行った」として、依頼者に連絡が来ることが考えられます。そのため、依頼者自ら処分のための手続きを後からすることになるケースもあるようです。

このようなトラブルを防止するためには、一般廃棄物収集運搬業の許可を取得している遺品整理業者を選ぶ方法があります。